今日、妻と息子を耳鼻科へ連れて行き、
自分は車の中で待っていた。
すると、年齢70歳くらいのおじいさんが病院から帰ってきて、
隣の車のドアを開け、ドアを開けたまま何かをしていた。
チラっとおじいさんを見て、自分は車の中で、テレビを見続けていた。
今日は、北からの強風が吹いていた。
『ガン』
自分の車に何かがぶつかった音。
周囲を見ると、強風で開けたままのドアが急に全開したらしい。
隣のおじいさんが、全開となりぶつかったドアを閉めようとしていた。
きっと謝ってくれるのだろう、
戦後、貧しい中で日本を成長させてきた老人は誰しも努力家なのだから、
それなりの儀礼というものを心掛けているだろう、
そう思って、じっとおじいさんを見ていたが、
知らん顔して、そのまま走り出し、さっさと行ってしまった。
車を傷付けられた腹立たしさで、すぐに車を降り、
ドアのキズを見に行くと、ドアに縦にこすったようなキズが付いている。
衝撃が弱かったのか、幸いにもそれほど目立つキズでは無いが、
それにしても、腹立たしい。
そして、ホットヨガで何も言わず立ち去った姿に、
世の中の老人に対する自分の中の尊敬の念が一気に消え失せ、
落胆に変わった。
そういえば、数年前にも、路上でいきなりバックしてきた老人にぶつけられ、
何も悪くない自分も修理代の2割を負担させられたり、
車社会のルールや最低限のマナーも持たない老人が多い。
そういえば、更に車関係で、これは老人ではないが、
半年前に自分がぶつけてしまった事件。
修理代として保険から約8万を相手の口座へ振り込んだのだが、
いまだに車は修理されていない。
どう見てもボロボロの車で、修理するつもりも無かったくせに、
修理代として現金を取られた。
どいつもこいつも一人前の大人面して、
車を運転してても、中身は腐ったヤツばかり。
自分が真面目にやっていることが、なんともバカらしい。